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大学入試難問(数学解答&物理28(光波))

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 まずは、前回の数学(積分ⅡB)の解説からです。

先週の問題 数学(積分ⅡB)

<問題>

 曲線y=x(x-2)2と直線y=mxについて

(1)m≥0において異なる3つの交点をもつようなmの値の範囲を求めよ。

(2)(1)のとき、曲線y=x(x-2)2と直線y=mxで囲まれる2つの部分の面積が等しくなるときのmの値を求めよ。

(3)(2)のとき、2つの部分の面積の和を求めよ。

<ヒント>

(1)X=0は交点になるので、他の異なる2つの解が正となるようなmの値の範囲を求める。

(2)曲線で囲まれた2つの部分の面積が等しくなる条件を考えましょう。(上下入れ替わって相殺されるので・・・)

(3)(2)のおまけです。

<解答>


 2曲線で囲まれた2つの部分の面積が等しいときの条件は、2曲線の上下が入れ替わって相殺されて0と考えて下さい。あと、文字の入った積分計算は、共通因数で括り因数分解すると計算は楽ですよ。

今週の問題 物理(光波)

<問題>

 屈折率がそれぞれn1,n2である媒質1と2が接する境界面で、媒質1の中を進んだ光が入射する。

(1)媒質1と2の中での光の速さをそれぞれv1,v2とするとき、v1,v2,n1,n2の関係式を求めよ。又、全反射を起こすにはn1とn2にはどんな条件が必要か求めよ。

(2)全反射が起こる最小の入射角(臨界角)をi0とする。i0とn1,n2の関係を求めよ。

(3)媒質1の中で境界面から0.630mのところに小さな光源がある。境界面に黒い円板をおいて媒質2に光が入らないようにするための円板の最小半径を求めよ。ただし、媒質1の媒質2に対する屈折率を1.25とする。

<ヒント>

(1)屈折の法則を利用。全反射を起こすとき、屈折光は存在しないので・・・

(2)臨界角では、屈折角=90°と考えればよいです。

(3)(2)のおまけです。


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