- カテゴリ
結晶構造(1)
結晶構造について、話します。まずは、金属結合物質の構造からです。結晶構造自体は、色々な種類があるのですが、ここでは体心立方格子、面心立方格子、六方最密構造(充填)について話します。まずは、下の図を見て、それぞれがどういう原子配置なのかを理解して下さい。単位格子内の原子数、充填率(原子の占める体積の割合)については次回説明します。
手書きの説明
体心立方格子
立方体の各頂点と中心に原子がある。
面心立方格子
立方体の各頂点と各面の中心に原子がある。
六方最密格子
正六角柱の各頂点と底面と上面の正六角形(一層目と三層目)の中心、六角柱の中(二層目)に3個ある。単位立方格子(繰り返しの最小単位の格子)は図の1/3となる。
次回は、結晶構造の続きで、原子数、原子半径と格子の1辺の長さの比、充填率について説明します。
受験や学習に対する質問は、お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ♪答えられる限り、答えます!
お問い合わせはこちら