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三角関数④(和・差⇄積の交換公式、三角関数の合成)

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 新型コロナウィルス感染拡大防止のため、プロ野球のオープン戦が無観客試合になったり、各イベントが中止や延期になったりして、大変な事になっています。それらは、興業的には、物凄く痛手ですけど、状況を考えると、英断だと思います。他の業種の方々も、苦悩していることだと思います。普段通りを取り戻すのには、まだ時間はかかるでしょうが、暗い気持ちばかりにならずに、元気で行きましょう。そんなわけで、更新記事を普段通りアップして行きますね。

和⇄積・差⇄積の交換公式、三角関数の合成

 和⇄積の交換公式は、単に暗記すると、恐らく符号の混乱が起きる。ならば、覚えず、導出せるようにしておいた方が良い。実際、導き出す作業は、難しいものではない。加法定理からスタートして、1分とはかからず導出できるはずだ。そして、問題で使う頻度も、正直、少ない。三角関数の合成は、どうしてこの公式が成り立つのか?これは、理解しておくべき。そして、sinΘの係数を横軸に、cosΘの係数を縦軸にとった点と原点の距離が振幅となり、その点と原点を結ぶ直線とx軸とのなす角が位相のズレとなることを、最初のうちは図に描いて、練習すると良いです。それでは、いつもの通り、手書きの説明です。

手書きの説明

 

 

 


 交換公式は、前述した通り、それほど使わないけど、合成は、ほんとに良く使う。物理でも波動の分野は勿論、電磁気学(特に交流回路)でも使う。三角関数は、数学Ⅱでも、重要だけど、数学Ⅱの範囲で、あっぷあっぷ状態だと、数学Ⅲでは、溺死することになってしまう。理系なら、教科書レベルのことは、当たり前に出来るようにしておいて下さいね。

次回は、物理。力学「物体の運動」を!

 次回は、物理の力学。運動の3法則と物体にはたらく力の種類を説明します。1回では、説明は終わらないと思うので、複数回に分けて説明します。運動の3法則の第2法則である運動方程式(ニュートン方程式)ですが、「運動方程式を立てて、計算して解く。」この作業が出来ないと、力学は点数が全く取れないと言っても過言ではありません。逆に言うと、それが出来れば、高得点が取れるのです。運動方程式は、物体に働く力を図示して、成分毎に、それを式にするだけなのですが、働く力が何のか?を理解していないと、どうにもなりません。実は、これって、作用・反作用の法則が理解できているか、どうかに関わって来ます。次回は、その辺りのことをお話してしますね。

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