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商品購入
久々のle journal発行
3月から、新型コロナウィルス感染拡大防止対策にずっと追われていた。le journalの発行も滞ってしまった。大変、申し訳なく思っている。言い訳になってしまうが、やはり、3,4,5,6月は、新型コロナウィルスが及ぼす影響や現象に対応することで、精一杯だった。
パソコンでさえも購入は悩ましい。
リモート授業(オンライン授業)の展開構想、既存の機器の利用可能性の調査、新たに購入が必要な機器の下調べと購入、消毒類や感染防止のための備品の購入等々、細々としたことに手間を割いた。一言、商品の購入と言っても、適切なものを選ぶのは、なかなか大変だ。多くのものは通販を利用したが、選択するのは大変悩ましいものがある。例えば、パソコンと言っても、デスクトップもあれば、ノートパソコンもある。設置場所や利用の仕方を考慮して、パソコンの大きさ、適正なスペックを考える必要がある。置き場所、金額を無視すれば、大画面やマルチ画面にして、超ハイスペックなものが欲しいところである。だが、実際は、そうはいかない。払える金額には限りがあるし、家の中だって、無限に広いわけではない。正直、過剰スペックなものを買っても、宝の持ち腐れである。数ある商品から選択しなければならない。これが、骨が折れる作業である。
カスタマイズ購入は骨が折れる。
パソコンのメーカーは複数ある。国産メーカーもあれば、海外メーカーもある。店頭や通販で既製品を買うこともあれば、カスタマイズして買うこともある。パソコンなら自作という方法もある。既製品は、万人向けに作られているので、初心者や慣れていない人には良いと思う。その既製品でさえも、複数のメーカーから選び、ラインナップの中からひとつを選ぶわけである。カスタマイズするにも、それぞれの機能や性能の必要性と金額を考えなければならない。さすがに、自作するだけの知識や技術がないので、今回はカスタマイズで購入した。購入を決心してから、このメーカーのこの商品で、こうカスタマイズすると決まるまで3日間くらい下調べをしたり、考えた。パソコン、ひとつを買うのに、なかなかのエネルギーを消費したのである。
海外メーカーの日本進出が消費者に及ぼすこと
商品の数が増え、選択肢が増えた。
リモート授業に必要な機材も、数ある商品の中から選択した。通販を見ると、驚くほどに商品の数がある、値段もピンキリだ。例えば、録音マイクは、上は十万越え、下は二千程度の金額の幅がある。同じような値段でも、微妙に性能が違っていたりする。大きな要因は、やはり、海外メーカーの日本への進出だろう。それで、消費者の選択肢は増えた。これ自体は、喜ばしいことだ。只、その反面、選ばなければならないと言う、煩わしさはある。いや、それが楽しみだと言う人もいるだろう。海外メーカーの日本進出における国産メーカーの立場は厳しいものがあるだろうが、今回は、消費者の立場で考えていきたい。
海外メーカーの進出は問題もある。
日本人の消費者にとって、大きな問題は2つあると思う。ひとつは、説明書に日本語記載がないことがあるとい言うことだ。私が今回購入した商品の中にも海外メーカーのものがある。その中には、一切、日本語の説明がないものもあったし、書いてある日本語がおかしいものもあった。そう、言葉の対応である。日本支社があるメーカーなら、ホームページを見たり、問合せをしたりすれば、良いがが、そうでなければ、商品に不備があったり、使用方法、設置方法がわからない場合は、困ってしまうだろう。説明書に確実に書いてある言語は、英語と中国語だ。海外メーカーにとって、日本語圏のシェアよりも、英語圏、中国語圏の方が重要なわけである。それは、人口比を考えれば当然だろう。商品購入と言う日常行為でも英語が必要になってくるのだろう。そして、ふたつめは、同一商品でも、業者により値段が違ったり、中には、詐欺まがいな金額で売ろうとするものもいる。これは、注意しなくてはならない。
消費者も賢さが求められる。
商品購入と言う行為は、生活する上で必ず行う行為だ。その行為に注意を払わなければならない時代なのだ。一昔前は、店頭で店員が薦める商品を購入すれば、ほぼ問題がなかった。しかし、これだけ数多くの商品が流通していると、店員も全てを知ることは難しい。正直、怪しい説明をする店員もいる。勿論、商品ついて詳しく勉強している店員もいるが、それだけを信じるのも危うい。低額の商品なら、それほど気にしなくても良いが、高額なものになれば、消費者は、自分のニーズを考え、あらゆる意味で適切なものを選ばなければならない。消費者も賢くなければならないのだ。なかなか難しいことである。
写真
右上:海外メーカーのPCと周辺機器
左下:デンマーク製のスピーカー