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まずは、前回の物理(音波)の解説からです。
先週の問題 物理⑳(音波)
<問題>
長さ1.08mの一端が閉じた管で気柱の共鳴実験をした。管の開口端近くで振動数400Hzと1200Hzのおんさを鳴らしたら、共鳴音が聞こえた。振動数が400Hzのときのおんさを鳴らしたとき、管内の定常波の腹の個数は3個であった。開口端補正は無視して、以下の問いに答えよ。 (1)音速を求めよ。 (2)振動数が1200Hzのときの定常波の腹の数を求めよ。 |
<ヒント>
(1)定常波の腹の数と管の長さから、波長を求めれば、音速は出せますよね。
(2)定常波の腹の数をnとして、波長を表し、(1)の音速からnを求めましょう。
<解答>
今週の問題 化学⑳(系統分析)
<問題>
Ag+,Ba2+,Cu2+,Pb2+,Zn2+を含む試料水溶液があり、これら金属イオンを分離するため、以下の操作をした。 (1)操作1~4は何か、次の選択肢から番号で答よ。 ①希硫酸を加える ②希塩酸を加える ③加熱する ④希硝酸を加える ⑤硫化水素を加える (2)沈殿C,沈殿D,沈殿E,ろ液B,.ろ液Fに分離される金属イオンをそれぞれ答よ。 (3)操作1の代わりに塩化ナトリウム水溶液を加えることができない。その理由を答よ。 (4)沈殿Eとろ液Fを分離する前、濃硝酸を加える理由を答よ。 (5)沈殿Cに過剰のアンモニア水を加えると沈殿は溶ける。このとき呈する色と化学反応式を記せ。 (6)沈殿Fに溶けている金属イオンを含む錯イオンの化学式を記せ。 |
<ヒント>
操作1~4を確定していき、生じる沈殿を考えて行きましょう。注意点は、硫化物の沈殿は塩基性でも生じるものと酸性でないと生じないもの、沈殿しないものがあります。そこの区別をできれば、この問題は溶けると思います。操作1から考えて、操作3の段階では溶液は酸性になっていますからね。沈殿が何か分かれば、(3)以降は、知識があれば余裕です。
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