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生徒作文⑥

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 ”Fall is the best season for art.” at Total Academyの開催のために、生徒達に自由題材で作文を書いて貰いました。多少、僕の方で手直したところはありますが、基本的には、あまりいじってません。小学生から高校生まで、各人良い味を出しています。 しばらくの間、生徒作文を掲載して行きます。今回は、その6回目です。

部活について

 僕は、ソフトテニス部に所属しています。僕の中学校では、運動部がソフトテニス、ハンドボール、バスケットボールの3種類があります。その中で、僕はソフトテニスを選びました。

 僕がソフトテニスに所属することになった理由が3つあります。1つ目は、テニスに興味があったことです。2つ目は、テレビでテニスの試合を観戦して、楽しそうだからやってみたいと思ったことです。これは、1つ目の理由のきっかけでもあります。そして、3つ目は、僕の中学校のソフトテニス部が、毎回、県大会出場を逃しているで、僕が活躍することで、県大会に出場できるようになったら、嬉しいだろうと強く思ったことです。

 僕はソフトテニスを始めて、約半年、練習を頑張りました。重点的に行った練習は、サーブと前衛の動きです。(ダブルスの場合、テニスにはポジションがあり、ネットに近い方を前衛、遠い方を後衛と言います。)サーブは、夏休みに集中的に練習し、その結果、夏休み前より、フォルトの確率がかなり減り、強いボールをサービスエリアに打てるようになりました。前衛の練習も一生懸命行い、最初は、相手の打った強いボールが怖くて、腰が引けてしまい、ボレーを決められませんでしたが、今では、ボールに対する恐怖心もなくなり、ボレーもある程度狙ったところに決められるようになりました。ボレーができるようなったら、スマッシュも決められるようになり、前衛としての働きをできるようになりました。

 ソフトテニスはラケットの持ち方が3種類あり、普段はラケットの面と掌を平行にしてラケットを持ちますが、スマッシュのときは、ラケット面と掌の角度が45°、サーブのときは90°に握ります。最初のうちは、その持ち替えに戸惑ったりしましたが、今は、無意識にできるようになりました。

 もう1つ、戸惑ったことと言えば、前衛の動きです。前衛の動きは、サーブした後、すぐに前衛のポジションにつくこと、相手の後衛の動きについていくことです。クロス展開(自チームの後衛と相手チームの後衛の位置が右‐左、左‐右になる場合)は、自チームの後衛と左右反対側に立つので、相手のボールを抜かれることなく守れる安心感があるのですが、ストレート展開(自チームの後衛と相手チームの後衛の位置が右-右、左-左になる場合)では、自チームの後衛と左右同じ側に立ち、尚かつ、相手の前衛が目の前にいるので、コートの左右の自分がいない側に誰もいないので、ものすごく違和感があり、相手のボールが自分のいない側を抜けて行くのではないかと不安がありましたが、でも、実際、それで行って見ると、守りやすいことがわかりました。そして、その戸惑い、違和感も、練習して慣れることで一切無くなりました。

 ソフトテニス部に所属して学んだことは、前述の様に、難しく感じたことも練習すればできるようになるということです。それを無駄にせず、これからの学校生活も、部活も、頑張りたいです。そして、もっともっとソフトテニスを上手くなりたいです。

中学生

当たり前のこと

 僕は今年度受験生になった。受験生になる前は受験と言えば勉強一色の生活で少しも遊べないイメージだった。だが、受験生になったばかりは、受験生といっても受験と言うとまだ1年先のことだと思っていたので、ずっと先のことのように感じられた。そのときの生活は2年生の時とそれほど変わらなかった。今はこれが当たり前のことだと思っていた。このとき、自分はまだ、受験生という実感はわいていなかった。受験について考えることもなかった。

 でも、色々な高校のオープンスクールへ行って話を聞いたり、毎月の実力テストを受けたり、そのテストの志望校判定を見ている間に、だんだんと自分が受験生であるという実感がわいてきて、受験について少しずつ考えるようになった。それと同時に、受験に向けてもっと勉強しなければならないという焦りが自分の中に生まれた。そして、そのときから少しずつ受験を意識した生活をするようになった。そこから以前と比べたら勉強時間は増えた。受験といっても筆記のテストだけではなく、面接もあるし、筆記のテストも高校によって出題内容から回答の方法まで全てが違うので、自分の目指している高校に合わせた勉強を主にやっている。

 あるとき、実力テストに向けて自分はいつもより力をいれて勉強をした。そうしたら、そのときのテストの結果が今までの自分のテストの結果の平均に比べて上がった。当たり前のことのように感じられるが、このときに、自分は1つ学んだことがある。それは、自分が頑張って努力をしたら、その分自分自身に結果として返ってくるということだ。こんなことをいうと、今さらこんな当たり前のことを学んだのかと思われるかもしれないが、自分が努力してそれが結果として目に見える形で自分自身に返ってくるという経験をしたのがはじめてだった。これまでは、頑張っていても、どこか少し自分を甘やかしてしまっているところがあった。

 だが、今回の経験をいかして、これからのテスト勉強や受験勉強では結果を出すために自分を甘やかさず努力していくという“当たり前のこと”をしていきたいと思う。

中学生

次回も、生徒作文です。

お楽しみに。

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