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まずは、前回の物理(電位)の解説からです。
先週の問題 物理(電位)
<問題>
<ヒント>
(1)(2)合成電場はベクトル和で、電位は数値の和になります。(2)は、点Aでの合成電場をx成分とy成分に分解してy成分が0になるときを考えましょう。
<解答>
電荷が作る電場の向きは、正電荷なら遠ざかる向き、負電荷なら近付く向きです。又、電荷には正と負があることが、力学とは異なるところですが、そこに慣れれば大丈夫です。
今週の問題 化学(芳香族)
<問題>
トルエンを穏やかに酸化すると、銀鏡反応を示す化合物Aを得る。Aを更に酸化させると化合物Bになる。Bを炭酸水素ナトリウム水溶液と反応させると、気体が発生し、化合物Cを得る。 又、分子式C8H10の芳香族化合物Dを酸化させると化合物Eを得る。Eは加熱すると脱水し、化合物Fとなる。 (1)化合物AがBになるときの反応で、関与する官能基の名称を答よ。 (2)化合物Bと炭酸水素ナトリウム水溶液との反応を化学反応式で表せ。 (3)化合物A,B,C,D,E,Fの構造式と名称を答よ。 (4)化合物EとFの沸点を比べると、Eの沸点の方が高い。その理由を答よ。 |
<ヒント>
(1)ベンゼン環の側鎖は炭素数に関係なく酸化すると、アルデヒド基を経てカルボキシ基になります。
(2)カルボン酸は炭酸よりも強い酸です。
(4)Gは脱水縮合しています。
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