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大学入試難問(数学解答&物理(力学)

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 まずは、前回の数学(ベクトル)の解説から!

前回の問題 数学(ベクトル)

<問題>

<ヒント>

角の二等分線の性質を利用しましょう。又、ベクトルOAとベクトルOBの内積を求め、ベクトルPBの絶対値が円の半径となることから求めましょう。仕様上、数式を文章中に導入できないので、手書きの問題となりました。

<解答>


 今回の問題は、簡単でしたね。

今週の問題 物理(力学)

<問題>

 地球を半径Rの密度が一様な球と仮定する。図のように地球の中心Oを通る真っ直ぐなトンネルABを作ることができたとする。そのトンネルに抵抗の無視できる質量mの列車を走らせる。地球の質量をM、地球表面における重力加速度をgとして以下の問いに答えよ。又、列車は地球以外のものから力を受けないものとする。

(1)地球の中心から距離rに列車がいるとする。地球の中心から距離rにある物体に働く地球の重力は、半径rの球内の全質量が地球の中心に集中したものと仮定したとき、列車が地球から受ける力の大きさを求めよ。

(2)列車が点Aを初速度0でスタートしたとする。トンネルの他端の点Bに到達するまでに要する時間を求めよ。

(3)(2)のとき、点Aをスタートしてt秒後の速度を表す式を求めよ。ただし、図の右向きを正とする。

(4)列車が地球の中心Oを通るときの速さを求めよ。

<ヒント>

(1)万有引力の法則を使いましょう。万有引力定数は回答には使えないので、地球表面での重力加速度と万有引力定数、地球の質量、地球の半径の関係を求めておきましょう。

(2)トンネル内の列車の運動方程式を立てましょう。運動方程式から、単振動であることがわかるはずです。r=Acosωt+Bsinωtとおいて、初期条件(t=0のときの条件)からω,A,Bを求めましょう。

(3)(4)(2)の結果から、速度vはrを時間微分すれば求められます。


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