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大学入試難問(数学解答&物理(万有引力))

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 まずは、前回の数学(図形と方程式)の解説から!

前回の問題 数学(図形と方程式)

<問題>

直線l:(1-k)x+(1+k)y+2k-4=0 はkの値によらず定点Aを通る。

(1)定点Aを求めよ。

(2)xy平面上に点Bをとる。原点Oと点Aと点Bを頂点とする三角形が正三角形になるとき、点Bの座標を求めよ。

(3)直線lと円 x2+y2=16の2つの交点を通る円Cが、2点(-4,0),(2,0)を通るとき、円Cの方程式を求めよ。

<ヒント>

(1)kについて整理しましょう。

(2)点Bは線分OAの中点Mを通り、直線OAに垂直な直線上にあること。又OMとBMの長さの関係を考えましょう。

(3)2つの図形の交点を通る図形の方程式の公式を利用しましょう。

<解答>

 


 (2)は、図形と方程式の範囲で解きましたが、複素数平面を使って原点を中心に±60°の回転を考えてもOKですよ。

今週の問題 物理(万有引力)

<問題>

 質量Mの天体の周囲を質量mの宇宙ステーションが半径rの等速円運動をしている。万有引力定数をGとして以下の問いに答えよ。

(1)宇宙ステーションの速さVを求めよ。

(2)図のAの位置で宇宙ステーションが人工衛星を進行方向に、ばねじかけで人工衛星を発射する場合を考える。ばねに蓄えられた弾性エネルギーをE、人工衛星の質量をm2、人工衛星発射後の宇宙ステーションの質量をm1(m1+m2=m)とする。発射直後の宇宙ステーション、人工衛星の速度をそれぞれV1、V2とするとき、運動量保存則とエネルギー保存則において成り立つ式をそれぞれ記せ。

(3)V1、V2をm1、m2、V、Eを用いて表せ。

(4)A点で発射された人工衛星は図のような楕円運動し、天体か最も遠ざかる点Bで、天体からの距離が2r となる。点Bの位置での人工衛星の速さV’2をV2を用いて表せ。

(5)このような軌道をとるために必要な速さV2をG、M、rを用いて表せ。

(6)このとき、ばねの弾性エネルギーEをG、M、r、m1、m2を用いて表せ。

<ヒント>

(1)運動方程式から求めましょう。

(3)(2)の連立方程式を解きましょう。

(4)ケプラーの第2法則(面積速度一定の法則)を利用しましょう。

(5)点Aと点Bでの人工衛星のエネルギー保存則を考えましょう。

(6)(3)と(5)の結果を利用しましょう。


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