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まずは、前回の物理(電磁気学)の解説から!
前回の問題 物理(電磁気学)
<問題>
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xyz空間に、1辺が0.10mの正三角形ABCがあり、xy平面上に⊿ABCは存在し、それぞれの頂点の座標はA(0,0) B(0.10,0) C(0.05, 0.05√3)とする。又、点Dは⊿ABCの重心である。Aにはz軸負の向きへ、BとCにはz軸正の向きに、4.0Aの直流電流が流れている。電流は導線を流れているものとし、真空の透磁率をμ0=1.3×10-6[N/A2]とする。 (1)Dでの磁界の強さ[A/m]と向きを求めよ。 (2)DにもZ軸正の向きに3.0Aの直流電流を流したとき、この電流が流れる導線が1mあたりに受ける力の大きさ[N]と向きを求めよ。 |
<ヒント>
(1)まずは図を描いて、A,B,Cの流れる電流の向きから、それぞれ磁界の大きさと向きを考え、それらの磁界を合成しましょう。磁界はベクトルですからね。
(2)導線が磁界から受ける力の大きさを考えましょう。そして、向きはフレミングの左手の法則を利用しましょう。
<解答>
電流・次回の向きをしっかり考えて間違わないようにしましょう。
今週の問題 化学(有機化学)
<問題>
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分子式C10H11NO3の化合物Aがある。化合物Aを塩酸と加熱し、加水分解させると2種類の化合物BとCが得られる。Bは反応水溶液からジエチルエーテルで抽出され、Bはこのジエチルエーテル溶液から炭酸水素ナトリウム水溶液で抽出される。又、Bは炭素、水素、酸素から構成され、元素分析の結果、C=68.9%、H=4.9%が得られた。Cは不斉炭素原子をもち、光学異性体が存在する。 以上からA,B,Cの構造式を記せ。 |
<ヒント>
Bはカルボン酸で、CはAの塩酸による加水分解でエーテル層に抽出されない、すなわち水槽に存在することになるので、塩基性の物質であることがわかる。そこから考えてみて下さい。
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