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光の粒子性と波動性
「光の粒子性と波動性」ここは、量子論を語るときの基本中の基本事項になります。波動性と粒子性は、量子力学が成立する以前は、別個に存在していると考えられていたわけですが、実は、光はその両面を持っていることが実験から分かったわけです。電子などの素粒子も、粒子性と波動性を持つことも、その後、分かりました。実は、全ての物質は粒子性と波動性を持つと考えられています。直線運動は、近似的に波長が無限大の運動として捉えることができるわけです。ここに、古典力学と量子力学の結びつきが見られるわけです。実は、古典力学は、目で見える大きさの世界(マクロ)に適応できるもので、微分・積分などを用いた近似式を使っています。だから、厳密に言うと「誤差」があるのです。この「誤差」が、目で見えない世界(ミクロ)では、許されないのです。だから、量子力学というものが誕生したわけです。
それでは、いつも通りの手書きの説明です。
手書きの説明
今回は、説明が短いですが、とても重要な事なので、ここまでとしておきます。光子説とド・ブロイ波、必ず覚えて下さい。
次回も、物理「量子論」の続きです。
次回は、量子論の続きで、水素原子のモデルについて話していきます。今回のことを元にして話して行きます。
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