熱力学④

　熱力学の続きです。今回は、熱力学の第1法則と気体の変化（等温変化・等積変化・等圧変化・断熱変化）について話していきます。まずは、熱力学の第1法則は、エネルギー保存則であることを理解して下さい。そして、扱う気体は、理想気体であるので、内部エネルギーの変化は温度変化のみによるものであり、理想気体状態方程式に従います。何の変化がゼロになるのか、そこを考えてもらえれば難しくはない話です。

手書きの説明

　今回は、理想気体の等温変化・等積変化・等圧変化・断熱変化についてお話しました。でも、実は、この変化は準静的変化と言われる過程で物事を考えています。（問題を解く上では、気にしなくてよいです。）

次回は熱力学です。

　次回も熱力学の続きです。上記で少し触れた準静的変化と断熱変化でのポアソンの式についてのお話です。では、お楽しみに。