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”Fall is the best season for art.” at Total Academyの開催のために、生徒達に自由題材で作文を書いて貰いました。多少、僕の方で手直したところはありますが、基本的には、あまりいじってません。小学生から高校生まで、各人良い味を出しています。 しばらくの間、生徒作文を掲載して行きます。今回は、その10回目です。
ふしぎ駄菓子屋銭天堂を読んで
この本を見たとき表紙にふしぎな駄菓子がたくさんあって、とてもおもしろそうだな思い、この本を読むことにしました。
私がとくにおもしろいと思った駄菓子の話は、「型ぬき人魚グミ」です。真由美という女の子はプールが苦手で学校のプールが始まることを知って、いやな思いで家に帰っていると、道のおくに駄菓子屋があるのに気づきました。そこで、泳げるようになる「型ぬき人魚グミ」を買って家に帰りました。そして、グミを説明通りに作って食べました。すると、のうこうなマンゴーの味で、とってもおいしくてすぐに食べてしまいました。次の日、真由美はプールで泳げるようになったのです。クロールや平泳ぎなどたくさん泳いで、楽しんでいました。プールから出たら、急に気持ち悪くなってしまって、足に魚のうろこがついていたのです。家に帰って、人魚グミの箱の説明を読みなおしたら、グミを食べる前に塩水を飲まなければいけなかったのです。でも、人間型ぬきグミを作り、それを食べるともとに戻れるので、真由美はグミを作って食べました。だんだんうろこがとれていき、もとに戻ったのです。私は泳げるようになるのは良いけれど、大変なことが起こってしまうのだったら、自分でがんばった方がいいなと思いました。
この本を読んで、色々な話があり、ふしぎな駄菓子もとてもおいしそうで、読んでいてとても楽しかったです。自分の力で、何事にもいっしょうけんめいに取り組んだ方が、いいことがたくさんあるということが学べたので、私もいやなことでも自分でがんばってみようと思いました。
小学生
コロナ禍の学校
夏休みのお盆ごろ、緊急事態宣言が発令され、部活動が休止になりました。その時はまだ夏休み明けのテストや授業をどうするか決まっていなかったらしく、あまり詳細を知らされませんでした。夏休みが明け、クラスが学校に行く班と、支給されたパソコンを使ってリモートで授業を受ける班の2つに分かれるということが伝えられました。夏休みの長い間会えていなかったクラスメートもいるので少し寂しく感じました。しかし、朝起きるのが苦手な私にとっては、ゆっくりすることができて少しラッキーかなとも思いました。また、リモート授業をやるのは初めてだったので、どのようになるのか楽しみでした。
最初の授業の時は、ほとんどの人が繋がらなく、大変でしたがその後は普通に授業に参加することができました。また、最初の内はまだ慣れないこともあって、進みがゆっくりだったりしましたが、だんだんと慣れて普通の授業ようになっていきました。
去年の入学直後の時の家での学習と普通の授業、そして今回よリモート授業の3つの授業を高校生になって行いました。こんなにも多くの授業形態を受けられたのは、なかなか無い体験だと感じました。そして、それぞれに良い点と悪い点があったと思います。
去年の家庭学習の勉強は、好きな時間にすることができたので、集中することができました。また、進める速さも自分で調節でき、自由に勉強できました。しかし、高校に入学してからすぐに家での学習で、先生の説明が無いまま高校の内容に入ったので、理解に苦しむこともありました。
リモート授業での学習は、先生の説明もあったので、自分でやるより分かりやすかったのですが、回線の調子がよくなかったり、先生の声が聞こえにくかったりすることが度々あり、大変だったです。また、黒板に書いてあることが、画質が悪く見えないこともありました。ただ、学校に行く時間が浮いたので、そのスキマ時間を上手く活用できたので、良かったです。
この2つの授業形態を通して、普通の対面授業がやはり一番分かりやすいと感じました。
最近になってようやくコロナの新規感染者数が減り、県の警戒度も下がってきました。学校はまた一斉登校に戻り、部活動もできるようになりました。それまでの約一ヶ月は半分のクラスメートしか教室にいなかったので、久しぶりに全員が揃うと、とても多く、窮屈に感じました。教室がまた活気あふれるようになって、嬉しかったです。また、色々な行事が中止にならずにやることができ、良かったです。
このままコロナウイルス感染者数が減少し、また前のように、何も気にせずに生活できるようになって欲しいです。
高校生
次回も、生徒作文です。
お楽しみに。