”Fall is the best season for art.” at Total Academy 2024　作文紹介

　”Fall is the best season for art.” at Total Academy 2024の開催に及んで、生徒達に作文をほぼ強制的に書いて貰いました。生徒達が書いてくれた作文をホームページ上でも紹介します。1回につき、1つの作文を掲載しますので、じっくりとお読みください。

初めての駅伝

　私は二年生になって初めて駅伝のメンバーになり、大会にBチームとして出場しました。

　1学期の後半に体力テストで速かった人達がたくさん集まって、
「ぜひ、駅伝をやりませんか。」
などのアピールをしたオリエンテーションがあったそうです。私は先生から伝えられていなかったので、行きませんでした。そしたら、友達が
「なんで来なかったの？」
と言われました。なんと、私は駅伝のメンバーに選ばれていたのです。私は驚きを隠せずにいました。

　夏休み後半から駅伝の練習が始まりました。1日目は校庭を10周するという練習内容でしたが、5周くらいで疲れ果ててしまったりと、初めは全くと言っていいほど体力がありませんでした。しかし、2学期が始まる頃には校庭20周を1週当たり60秒のペースで走り切ることができたり、学校の周りの坂を活かしたアップダウンの激しい外周コースを駆け上がることができたり、段々と体力が着いてきてくれました。

　駅伝の練習で一番きつかったことは、早起きです。普段は、6時に起きて家を7時20分に出るのがルーティンですが、駅伝の早朝練習のために、5時40分に起き、6時20分に家を出るというのは、朝が苦手な私にとっては苦労を伴うものでした。ですが、終わってみると少し寂しい気持ちも残っていますが、早起きから解放されたのは嬉しいです。

　そして、大会1週間前に熱を出し、3日間寝込んでしまうというアクシデントがあり、大会に出場できるか心配しましたが、どうにか体調も回復し、出場できました。しかし、回復したと言っても本調子ではありません。本来の自分の力を発揮できるか、とても不安でした。ところが、いざ走ってみると、周りの応援が大きく、私自身もアドレナリンが分泌されるのがわかりました。咳なども出ず、呼吸も楽に走ることができました。本当に声援には支えられました。そのお陰もあって、4回自己新記録を更新した試走のときよりも、速く走り、自己最高記録をマークでき、すごく感激しました。

　この体験を活かして、粘り強く取り組むことや、友達の作り方などを日々の生活、勉強や部活などに取り込み、頑張ってやっていきたいです。とても良い体験になりました。

中学生

塾長の感想

　駅伝大会に代表として選ばれ、その期待に応えるために頑張ったことがわかります。辛かったこともあったわけですが、頑張ったことへの喜びが感じられます。練習に伴い、自分の実力が向上していくこと、本番でも好成績を収めたことは、本当に良かったと思います。作文の最後に言及されていますが、粘り強く取り込むことは、とても重要ですよね。

本日の写真

2024.11.12　自習室