EOS R5とR6

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キャノンからEOS R5とR6が発売された。

高価なカメラだけあって、確かに、すごい♫ 

 カメラを趣味をしている僕としては、この夏のキャノンの新ミラーレスカメラ、レンズの発売は心躍るものがあった。EOS R5・R6のスペック等の情報は、色々なサイトで確認できるので、気になる人は、調べてみるのも良いだろう。どちらも良いカメラである。只、正直、カメラ機材は値段が高い。新カメラのEOS R5に至っては、税込み約50万円だ。欲しいと思う強い欲求はあるが、流石に手が届かない金額だ。それに、恐らく、僕のテクニックではスペックオーバーなカメラであることには間違いないし、レンズ以外のカメラ周辺の機材にかかる費用も、かなり高額になるだろうことは予想できる。特に、メモリーカードは、高いものだと1枚、数万円だ。安い低性能のメモリーカードでは、カメラの性能の引き出せないので、良いカメラには、高性能のメモリーカードが必要だし、その他にも、写真の画質を求めるなら、スピードライトや三脚等々、高価なものを求めなければならない。欲するものに対して、どこのレベルで妥協するか?が難しいものである。予算がある中で、どう考えるのか?それがもどかしいし、楽しみでもあり、ガッカリする部分でもある。

すごいと言っても、スマホだって良い写真は撮れる。 

 各社が一眼レフから、ミラーレスに移行し、そのミラーレスカメラの戦線が激しくなって久しい。久しいが、カメラ市場自体は縮小傾向にあるのが現実だ。一眼レフからミラーレスに移行はしていくだろうが、技術は進歩して、高性能なカメラが出来ても、市場が大きくなることはないだろう。それは、スマホの普及が原因のひとつである。重くて大きいカメラを首から下げて、手に取りカメラを構えるよりも、ポケットから出して、素早く撮影した方が楽だからである。しかも、最近のスマホは高画素数で画質も良い。スマホの画面で見るなら、それで何ら問題ない。恐らくだが、観光地で一眼カメラを持っている人を見たときの多くの人の感想は、「カメラ好きなんだな~。でも、スマホで十分だよね。」なんだと思う。

カメラ好きが、一眼にこだわる理由

 では、なんで一眼カメラを持ち歩いて写真を撮るかというと、以下のことが理由となる。

①イメージセンサーの大きさの違い。

イメージセンサー(撮像素子)とは? 

 イメージセンサーは、レンズから入った光を電気信号に変換する半導体(撮像素子)である。人間の眼でいえば網膜に相当する部分で、その性能がデジタルカメラで撮る写真の画質を大きく左右する。大きいイメージセンサーほど、光を多く集めるため、写真としての情報量を多く持つことが可能になるから、描写がしっかりでき、綺麗な写真になりやすい。一般的な一眼カメラのイメージセンサーのサイズの種類は、フルサイズ(36mm×24mm)、APS-C(23.6mm×15.8mm)、フォーサーズ(17.3mm×13mm)などのサイズだ。コンデジやスマホなどのイメージセンサーは6.2mm×4.6mmの大きさで、フルサイズのカメラとスマホのイメージセンサーの大きさの差は、およそ、1辺の長さは、5倍違う。面積比なら25倍だ。すなわち、受け取る光の情報量が約25倍違うのだ。いくら、スマホの画素数が増えようが、ここに大きな壁があると言って良いだろう。

画素数が多いからと言って、写真が高画質になるわけではない。

 実は、画素数が大きい=高画質とはならないのである。「このカメラは何千万画素だから、すごく画質が良いのですよ。」とか店員に言われた人もいるだろう。僕も、言われまし、少し前までは、「高画素数=高画質」と思っていた。でも、それって、嘘なんです。高画素数=高画質とはならないのですよ。画素数が増えるという事は、1画素に割り当てられる受光面積が小さくなるので、その分画質が悪くなる場合もある。イメージセンサーが大きいと、1画素の当たりの受光量の最大値が大きくなるため、明るい場所では、多くの光を受光できるし、暗い場所でも、1画素の割り当てられた面積が大きいので、弱い光にも反応できるのである。つまり、イメージセンサーの画素ひつひとつが大きくなると、高画質を求めるには有利なのである。しかし、これだけで画質が決まるわけでないのが、映像技術の面白いところである。それには、画像処理エンジンが関与することになる。

②画像処理エンジン(映像エンジン)

 画像処理エンジン(映像エンジン)とは、イメージセンサーから出力されたデータを処理して画像を生成するところである。いわゆる、デジタルカメラの頭脳だ。画像処理エンジンの優劣は処理能力の高低でしかなく、処理能力が高ければ、より高度で複雑な処理を行えるので画質面で有利となるわけである。この画像処理エンジンの能力が、連写速度やその他のカメラの性能を上げるための要素であり、その能力差がカメラの価格に関与するわけである。

③操作性

スマホの軽さと簡単さは、素晴らしい。 

 操作性、これは、もう一眼レフカメラ・一眼ミラーレスカメラに軍配が上がる。それは、当然の結果だ。何故なら、スマホとは違い、撮影に特化した機材だからである。しかし、この操作が難しそうだと思う人もいるだろう。実際、面倒な作業であるとは僕も思う。何も考えず、シャッターを切る方が楽だし、その方がシャッターチャンスも逃しにくいだろう。そういう意味では、ポケットからスマホを出して、すぐ撮影する方が、手っ取り早いし、高画質な写真が撮れる。簡単であるという観点の操作性は、断然、スマホの方が上だ。ポケットに入れられる、軽いというのは携帯する上では、有利なことだ。

細かい設定操作は、今のところは一眼カメラが上 

 写真を撮るとき、シャッター時間、F値(レンズの絞り)、ISO(レンズから入ってきた光を、カメラ内でどのくらい増幅させるかの指標)等を組み合わせて、自分が撮りたい雰囲気を作り出すわけであるが、それがカメラ好きにとっては、醍醐味なのである。色々と、あーでもない。こーでもないと言いながら、カメラの設定を弄繰り回すのが至極なのである。設定の組み合わせで、同じ被写体を同じ画角で撮っても、全く違う作品になる。これは、スマホで行うには、難しい。しかし、最近の高性能なスマホは、それを可能にしている。実は、一眼カメラも、オート設定やシーン別の設定があり、オートフォーカスでピントを合わせて撮影するだけの機能もあり、僕も結構な割合で使っている。操作に関して、簡単さと細かさの両方が一つの機材でできるのは、素晴らしいことだと思う。

④レンズの取り換え可能

 スマホのレンズは、ひとつだ。最近は、広角、標準、望遠と3つのレンズを備えた三眼スマホなるものもあるが、小さなレンズでは、取り入れられる光の量が少ない。構造上、大口径のレンズの方が高画質を得られやすいのは当然なのだが、最近のスマホはあの小さなレンズであれだけの高画質を出せるのだから、驚きである。只、スマホの場合、画角がある程度、固定されてしまうのが欠点だ。一眼カメラならば、撮りたいものに合わせて、超広角から超望遠まで、レンズを替えることで画角を変えられる。又、レンズはそれぞれ特性があり、同じ画角で撮っても、レンズによって写り方が違うのである。レンズを取り換えて、ファインダーを覗くと、見える世界が違うのだ。これも、一眼カメラの醍醐味なのである。

⑤ファインダーを覗いた時のワクワク感

 液晶画面でも、被写体をちゃんと見ることはできる。でも、カメラのファインダーを覗くと、その見える世界に魅かれてしまう感覚がある。ワクワクするのである。これは、ファインダーを覗いたことがないと分からないかもしれない。

悩んだ末に結局、買ってしまった…

 以上が、一眼カメラにこだわる大雑把な理由であるが、正直、一眼カメラを購入し、それに付随して、SDカード、バッテリー、三脚、カメラバック、レンズ、スピードライト、除湿庫、お手入れ道具等々を揃えようとすると、なかなかの金額になる。価格も高いものだと、目玉が飛び出すほどだ。金に糸目を付けずに最高の機材を揃えれば、誰だって綺麗な写真は撮れる。だからと言って、それが作品として良いものかどうかは別の話だ。そこには、自分らしさとか、作者の意図がある。スマホのカメラだって、良い写真は撮れるのだ。スマホだって、入門機だって、高級機だって、全て良いカメラだ。肝心なのは、本人が愛着を持って、機材を使い、良い写真を撮ろうとするかだ。写真を生業とするなら話は違うが、所詮趣味である。他人が何と思うと、本人が楽しいと思うことが一番である。お金をかければ良いというものでもないと分かっていながら、悩みに悩んで、買ってしまったEOS R6。大人の趣味は、金食い虫だ。まだ、操作に慣れていないけど、そのうち記事にしますね。

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