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まずは、先週の化学(熱化学方程式)の解説からです。
先週の問題 化学(熱化学方程式)
<問題>
以下の結合エネルギー、生成熱、昇華熱の値を利用して答よ。
結合 | N≡N | H―H | N-H | C-H |
結合エネルギー〔kJ/mol〕 | 946 | 436 | 391 | 412 |
物質 | プロパン C3H8(気) | 黒鉛 C | プロペン C3H6(気) |
反応熱の種類と値〔kJ/mol〕 | 生成熱 105 | 昇華熱 717 | 生成熱 ー20 |
(1)アンモニア(気体)の生成熱を求めよ。
(2)C―C結合エネルギーを求めよ。
(3)C=C結合エネルギーを求めよ。
<ヒント>
(1)アンモニアの生成反応を書いて、求める生成熱をQ1とする。
表から、N2=2N-946kJ /molなどの式ができるので、それからQ1を求めよう。
もしくは、エネルギーの図(縦軸をエネルギー)を描いて、求めよう。
(2)エネルギーの図を描くと、分かると思います。
(3)(2)の結果を利用してください。
分子内の結合の数には注意して下さいね。
<解答>
ヘスの法則を利用して解くわけですけど、熱やエネルギーの種類の定義は理解しておいてくださいね。あと、結合の数、分子数、原子数に注意を払ってくださいね。それでは、今週は数学、群数列です。
今週の問題 数学㉟(群数列)
<問題>
以下の数列について、以下の問いに答よ。
12,12,22,12,22,32,12,22,32,42,12,22,32,42,52,12,22,32,…
(1)第100項の数を求めよ。
(2)2回目の122は第何項かを求めよ。
(3)初項から(2)の項までの和を求めよ。
<ヒント>
グループ分けして、各群の項数、特徴などを考えて解くわけです。
(1)は第100項がN群にあるとして、第N-1群までの項数の総和を求めて、第N群の何番目かを求めます。
(2)第何群の何番目かが分かれば、求められますよね。
(3)各群の和がどうなっているのか考えましょう。
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