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生徒作成文章⑩

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小さな親切

 いつも部活では、「がんばー」や「ファイトー」の声をかけてくれる先輩や、同級生がいます。私はその言葉を言われると、頑張ろう、最後まであきらめない、という気持ちが生まれます。自分が言われて嬉しい言葉は、相手もきっと嬉しいと思うので、私はそのことを意識して部活に励んでいます。その言葉があったから、疲れたことがあっても最後まで頑張れたのだと思うと、励ましあいの言葉ってすごいと思いました。数えてみると約五か月、部活をしてきました。とても早くて、おどろきました。こんなに早く一日が過ぎてしまうと思うと、少し悲しくなりました。なので、毎日、一分一秒を大切に過ごしたいです。

 私は常に、心がけていることがあります。それは、挨拶です。挨拶なんて、当たり前だ‼と思うかもしれないけれど、その当たり前のことが出来ない人もいます。私は「人と人のつながりは、挨拶から始まるのではないのかな?」と思います。だから、「こんにちは」「ありがとう」「気をつけてね」「また会おうね」などをいつも笑顔で言えるようにしています。実際に言ってみると、相手も笑顔で返してくれます。特に「おはよう」は、一日の始まりの挨拶なのでそこをしっかり言えると、「今日も頑張ろう!!」という気持ちになります。あまりお話したことがない人でも、挨拶をきっかけに、お話を出来るチャンスにもなります。お互い気持ち良く挨拶ができると、一日が明るい、さわやかな気持ちになります。相手もきっとそう思ってくれていると思うので、挨拶は絶対に欠かせない大事な小さな親切だとも言えます。

 これからも、笑顔で挨拶して、毎日を気持ち良く、明るく、素敵に過ごせるように、沢山の人に小さな親切を心がけいきます。

中学生

将来の夢

 僕の将来の夢はものづくりの道に進むことです。理由が二つあります。

 一つは、物心ついた頃から何かものを作るのが好きで、手先が器用だからです。小さい頃から僕はいつもブロックをして遊んでいて、幼稚園生の頃には、「折り紙」はまっており、月に二〇〇円もらえたお小遣いを全て折り紙に使っていた記憶が今でも残っています。

 小学生になるとますます手が器用になり、小さい頃から遊んでいた「レゴブロック」よりとても小さい「ナノブロック」で対象年齢がいくつも上で、約6000ピースもある姫路城を作っていました。高学年になると、段々手が器用なことが自慢になっていきました。何かを作ることが更に楽しくなりました。そして、今の部活に入るきっかけとなった絵を描くことも、この頃から好きになりました。

 中学生に入り、最近好きになった絵を描くために美術部に入部しました。美術部では自分の好きなデッサンなどを主に描いていました。しかし最近になって1年生の時の絵を見てみると下手だったのでどんどん絵が上手くなっていることを実感してとても嬉しいので美術部に入れてとても良かったと思っています。

 もう一つの理由は、最近の家具や製品はみんなロボットが使われていたり、数を作るために大量生産をしていて、その製品は安く買いやすいので職人などの人が少なくなってきています。確かに、技術が進化してとても使いやすいものもありますが、やはり、人が一から作るものと比べると、長くは使えないと思うのです。しかし、僕が作りたいのは、その人の家や生活スタイルにあっていてとても長く使える家具が作りたいのです。なので工場などで只、淡々と作業をするのではなく、自分で設計し、色々工夫したり、何よりお客さんのニーズに応えるようにオーダーメイドしたりする職人の方がとてもかっこいいと思うからです。

 これらのことから、僕はものづくりの道に進もうと思いました。

中学生

次回も生徒作成文章です。

 次回のTotal Academy「Le journal」も生徒作成文章です。お楽しみに。

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