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大学入試難問(化学解答&数学㊴(2次関数))

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 まずは、先週の化学(気体)の解説からです。気体の状態方程式を扱うときは、その物質の分圧で考えることがポイントですよ。

先週の問題 化学⑲(気体)

<問題>

 27℃、757mmHgの大気圧のもとで、金属M100㎎を全て希塩酸に溶解させて、発生した水素を逃さず捕集した。その結果、水素の体積は105mlであった。水素の水への溶解は無視し、希塩酸の蒸気圧は27℃で27mmHg とする。また、気体定数Rは、R=0.082 l・atm/K・mol=8.31 m3・Pa/K・mol=8.31×103 l・Pa/K・molであり、1atm=760mmHg=1013hPaとする。

(1)捕集された水素の物質量は何mol か求めよ。

(2)金属Mの塩化物は化学式MCl2であるとして、金属Mの原子量を求めよ。

<ヒント>

(1)理想気体の状態方程式を使うわけですが、水素の分圧に気を付けて下さいね。

(2)金属Mと希塩酸から水素が発生する化学反応式と(1)の結果から求めますよ。

<解答>


難しくはなかったですが、計算が面倒でしたね。理系なら、文字計算も数値計算も慣れておいて下さいね。それでは、今週の問題です。数学の2次関数です。

今週の問題 数学㊴(2次関数)

<問題>

 xの関数、f(x)=(x2-4x)2-4a(x2-4x)+20 (1≤x≤4)の最大値と最小値を求めよ。

<ヒント>

t=x2-4xとおいて、tの2次関数として考えよう。但し、tの取り得る値の範囲に注意して下さいね。勿論、aについて場合分けですよ。


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