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熱力学①
熱力学は、一度説明はしているのですが、例題を挙げながら、もう一度説明しますね。今回は、熱とは?温度とは?は何だろうか?を軽く説明してから、比熱と熱容量、熱量保存則の説明をします。
手書きの説明
セルシウス温度[℃]は、水の凝固点を0、沸点を100として、それを1/100にしたものを1℃するという定義で、人間が勝手に決めた尺度です。水が身近で、重要な物質のため、熱は[cal]と[J]の2つの単位が用いられます。その変換になれてしまうことと、比熱・熱容量の定義の理解ができれば、Q=mcΔtの式も問題ないはずです。でも、実際は温度によって物体の比熱は変わります。実はQ=∫mc(t)dtという積分なんですよね。只、比熱の温度による変化はほとんどないと考えて、Q=mcΔtとなっているわけです。
次回は熱力学です。
次回も熱力学の続きです。ボイル・シャルル法則、気体の状態方程式、実在気体と理想気体のお話です。では、お楽しみに。
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