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まずは、前回の物理(熱力学)の解説からです。
先週の問題 物理(熱力学)
<問題>
質量100gのアルミニウム製の容器に、150gの水を入れ、全体の温度を20.0℃にした。次に、質量100gの金属球を95.0℃に熱してから、水の中に入れた。熱平衡に達すると、全体の温度は25.0℃になった。外部との熱の出入りはないものとする。また、アルミニウムの比熱は0.21cal/g・Kとして、以下の問いに答えよ。 (1)アルミニウムの容器に水を入れたときの全体の熱容量を求めよ。 (2)金属球の比熱を求めよ。 |
<ヒント>
(1)熱容量=比熱×質量
(2)容器と水が得た熱量=金属球が失った熱量
<解答>
今週の問題 化学(固体の構造)
<問題>
銅の結晶の構造は面心立方格子である。銅の原子量Cu=63.5、アボガドロ定数NA=6.0×1023/mol、√2=1.41として以下の問いに答えよ。 (1)面心立方格子、単位格子中に含まれる原子数を求めよ。 (2)銅の結晶では、単位格子の1辺の長さが3.6×10-8cmである。銅原子の半径を求めよ。 (3)銅の結晶の密度を求めよ。 |
<ヒント>
(1)立方体の各頂点と各面の中心に原子が存在する。
(2)1辺の長さと原子半径の関係を考えましょう。
(3)(1)の結果から求めましょう。
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