- カテゴリ
まずは、前回の化学(溶液)の解説から!
前回の問題 化学(溶液)
<問題>
(1)1.17gのNaClを水100gに溶かすと凝固点は純粋と比較すると0.74K下がる。水溶液中のNaClは完全に電離しているものとして、水のモル凝固点降下を求めよ。ただし、Na=23、Cl=35.5とする。 (2)硝酸トリウムTh(NO3)4を水に溶かして0.019mol/kgの水溶液にした。この水溶液の凝固点降下を測定したところ0.1406Kであった」。(1)の結果を利用して、硝酸トリウムの電離度を求めよ。 |
<ヒント>
(1)凝固点降下の問題です。溶質も質量モル濃度はイオンと溶質の総モル数で考えましょう。
(2)電離度をαとでもおいて、総質量モル濃度を求めましょう。そして(1)の結果と合わせて凝固点降下の公式に代入です。
<解答>
沸点上昇・凝固点降下では、溶質が電解質の場合は電離後の総モル数で考えましょう。
今週の問題 数学(図形と方程式)
<問題>
円x2+y2=4に、この円の外部の点P(a,b)から2本の接線を引き、その接点をA,Bとする。線分ABの中点をQとして次の問いに答えよ。 (1)点Qの座標をa,bを用いて表せ。 (2)点Pが円(x-4)2+y2=1を動くとき、点Qの軌跡を求めよ。 |
<ヒント>
(1)A(xA,yA),B(xB,yB)として接線の方程式を立てましょう。それが共P(a,b)を通ることから、直線ABの方程式を求められます。Qは直線ABと直線OPの交点であることを利用しましょう。
(2)(1)の結果からa,bをx,yで表しましょう。そして、P(a,b)は(2)の円上の点であることを利用します。
学習や進路に対する質問等は、お気軽に問い合わせフォームからどうぞ。お待ちしています。