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化学平衡①(質量作用の法則)

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今回は、前回の反応速度に続き、化学平衡。

 化学平衡という状態は、可逆反応(化学反応式で右にも左にも進むことが可能な反応)において、右に進む生成系ができる反応速度(正反応)と左に進む反応系ができる反応速度(逆反応)が等しい関係のこと。つまり、際は、正逆共に反応は起こっているけど、見かけ上停止している様に見える状態なのね。

 で、結局のところ、どう考えれば良いか?

 化学反応に限らず、物事はエネルギー的に安定する状態になりたがるの。だから、人間だって、今の生活が幸せで満足していると感じているなら、ほぼほぼ全員がその生活を投げうって、新たな生活に向かうことはしないと思う。だって、安定しているから。逆に言うと、人間は不安だから頑張るのかもしれないね。不安を解消するには、自分を変えて改良して行くしかないからね。ともかく、物事は、エネルギー的に安定状態を保とうとする。だから、外部からの変化に対して、その変化を打ち消して、今の状態を保持しようとする。と考えれば良いですよ。これが、ルシャトリエの法則であり、慣性の法則でも、レンツの法則でも言えることなの。

 そんなわけで、いつもの様に手書きのまとめ。


今回は、ちょっと短いけど、ここまで。次回も化学平衡の続き。濃度、圧力、温度変化と平衡の移動についてね。

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