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コロナウィルスと私たちの生活
新型コロナウイルスの拡大は、私たちの生活を一変させた。この影響は、世界中のさまざまなところで見られる。医療、経済、企業などあらゆる分野に被害が出ていて、今もなおその被害を受け続けているところがたくさんある。観光事業や飲食店なども大打撃を受けた。学校でも、消毒液の設置や換気の徹底、昼食時や行事等では人と人の距離を空けるなど、学校生活はコロナウイルス対策で制限されていることもある。また、コロナウイルスの影響で私は最近、ショックを受けたことがある。それは、沖縄へ行く予定であった修学旅行の中止である。私たちの安全を考えての決断であったとは言え、高校生活で一番思い出に残るであろう修学旅行がなくなってしまうのは私たちにとっては辛い判断であった。しかし、少し前のことを思い出すと、臨時休校であったときの友達と会えない辛さに比べたら、今こうしてだんだんと普段の日常に戻りつつあることのありがたさや幸せを感じる。きっと、コロナウイルスによって悪い影響を受けたばかりではなく、良い影響もあったのではないかと思う。私自身、臨時休校中で料理という趣味を見つけたり、何気ない日々の楽しさ、大切さを改めて感じたり、何より1日をどのように過ごすか考えるようになった。そのおかげで今の生活はとても充実したものとなっている。
コロナウイルスの感染拡大に伴って、私は気がかりに思うことがある。それは、世間の中国に対しての否定的な見方だ。中国のイメージがあまり良くない理由は、日本のニュースなどでの中国の報道のされ方にあると思う。中国に関するニュースが流れている時、その内容は中国を否定的に捉えた意見が多い気がする。新型コロナウイルスの対応についても先入観からか中国の対応、対策はよくなかったという印象を受けるような報道のされ方をしていると思う。しかし、中国のコロナウイルスの対策について聞く機会があった時、日本ほどではないがしっかりとした対策がとられているという印象を受けた。また、私は実際中学2年生の時に中国研修に参加した経験がある。中国に行く前は、私自身も中国に対してマイナスの印象をもっていた。しかし、中国の方々はあたたかく歓迎してくれて、中国人の優しさを実際に感じることができた。自分の先入観がいかに勝手なものか知らされた気がした。その国やその国の人々について理解するにはまずは先入観を捨てるべきだと思う。ニュースで情報を得ることも大切だが、先入観ばかりに囚われず実際に経験してみないとわからないこともたくさんある。情報が溢れるこの社会で正しい情報を見極めていく力も必要になると思う。だからこそ、withコロナ時代を生き抜いていくために正しい情報を見極め、責任のある行動を取ることが大切になってくる。コロナウイルスがいつ終息するかわからないが、いつかまた笑顔でいつも通りの日常生活を過ごしていけるように、今自分がすべきことをやっていきたい。
高校生
私のおすすめの本
読書の秋。ということで私のおすすめの本を紹介したいと思います。今までたくさんの本を読んできましたが、その中でも私がおもしろいなと思った本は、「名たんていシリーズ全二十一巻」です。読みながら、ミルキーすぎやまと一緒に犯人を推理していくのがとてもおもしろいです。その中でも「にちようびは名たんてい」という本の「ツタンカーメンのよだれ」がおすすめです。パーティーにかざられていたツタンカーメンのよだれというダイヤモンドが盗まれるという事件のお話です。他のシリーズでは犯人を推理しながら読んでいくのですが、このツタンカーメンのよだれだけは最初から犯人は分かっています。その犯人の居場所を探すという少し違った推理のお話です。さて、犯人はどこにかくれているのでしょうか?
この本は持っているので貸しますよ。
小学生
次回も、生徒作成文章です。
小学生から高校生までの生徒が、真剣に考えて書いてくれた文章です。大人が読んでも、結構面白いです。自分にない着眼点を見ることができるので、驚いてしまいます。まだまだ、生徒作成文章の掲載は続きます。お楽しみに!
「”Fall is the best season for art.” at Total Academy」でも、文章の展示をしています。保護者の方も、是非、ご覧になってください。