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まずは、前回の化学(化学平衡)の解説からです。
先週の問題 化学(化学平衡)
<問題>
モル濃度がCA、CBで、共に1価の弱酸であるHAの水溶液とHBの水溶液を同量ずつ混ぜた。HAとHBの電離定数をそれぞれKA、KBとして、水素イオン濃度を表す式を求めよ。ただし、水の電離は無視して良く、HAとHBの電離度は非常に小さいものとする。 |
<ヒント>
電離定数KA=[H+][A–]/[HA]、KB=[H+][A–]/[HB]から、[H+]を求めましょう。このとき、HA、HBの電離度をそれぞれα,βとでも置くと処理しやすいでしょう。
<解答>
緩衝溶液とは、違うパターンで少し戸惑ったかもしれませんが、落ち着いて考えればどうにかなると思います。注意点は、同体積ずつの混合溶液であるので、HA,HBの濃度が半分になること。それと、水素イオン濃度は、A–とB–の和になること。この2つに注意して、あとは電離定数を利用することです。
今週の問題 数学(微分法(数Ⅱ))
<問題>
曲線y=x3-6x-9にx軸上の点P(t,0)から接線を引くとき、接線の本数が2本となるtの値を求めよ。 |
<ヒント>
接点のx座標をsとでもおいて、接線の方程式を作りましょう。それが点Pを通ることから、sの3次方程式が得られます。その3次方程式の実数解の個数が2つとなれば良いのです。
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