生徒作文⑪ ｜富岡市の総合学習塾トータルアカデミー

2025年6月8日

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”Fall is the best season for art.” at Total Academy 2024　作文紹介

　”Fall is the best season for art.” at Total Academy 2024の開催に及んで、生徒達に作文をほぼ強制的に書いて貰いました。生徒達が書いてくれた作文をホームページ上でも紹介します。1回につき、1つの作文を掲載しますので、じっくりとお読みください。

上信電鉄が高いことについて

　上信電鉄が高いことについて考えました。僕は、上信電鉄を利用する人は不満があると思います。その理由を2つあげます。1つ目は、上信電鉄を利用して仕事に行く人や学校に通っている人はお金の面では、大変だということです。なぜかというと、その人たちは、ほぼ毎日電車を使うので1年で、約50万円もかかってしまいます。なので、行きたかった就職や高校に行くのを諦めたという人も少なくないと思います。自分なら行きたかった高校が三年間で約150万円も電車でかかるなら諦めてしまいます。

　2つ目は、富岡製糸場などを観光する観光客たちが減ってしまうと言うことです。なぜかというと、僕は友達と一緒に遊びに行った時に、上信電鉄を利用したけれど、一回富岡から高崎に行くのに860円で、富岡から高崎まで行き帰りで1620円と高かったので、不満に感じたからです。観光客も同じように上信電鉄に乗車した時に、不満を感じていると思います。せっかくの思い出が電車のせいで、悪い思い出に変わってしまわないかと感じました。調べてみると日本電車貸ランキング3位に載っていました。これは利用客の少なさが原因で、運賃を高くしないと経営が成り立たないからだと思います。しかし、上信電鉄の値段がどんなに高くても、上信電鉄がなかったら困る人もいるのは事実です。上信電鉄を経営する側の立場、利用者の立場の両方に立つと、どうにか良い解決策はないかと悩ましくなってしまいます。

　この考えに対してある人は、上信電鉄ではなく車でいけば良いと思うかもしれません。だけど、車で目的地に行くよりも、早いことや移動が楽というメリットがあります。ほかにも、車で行くのには、免許が必要になるので親に迷惑がかかってしまいます。

　このことから、上信電鉄が高いことに対して、僕は、もっと安くなってほしいと感じました。

　もっと安くなれば、自分の行きたかった高校や就職を諦めずに済むと思ったし、上信電鉄を利用する人みんなが不満を持たなくなると思ったからです。

中学生

塾長の感想

　確かに、上信電鉄の運賃は高いです。群馬県の西毛地区は、鉄道やバスが発展しなかった歴史があり、その時の流れの中で完全に車社会となったのが地域の特性です。社会人の移動は、ほぼ車というのが現状です。勿論、電車を必要とする人もいますが、人数が少ないということが現実で、鉄道を維持するためには、運賃が高いことは仕方がない部分はあります。この作文は、実は、未来の課題を提示していて、鉄道というインフラを維持するのか？破棄するのか？という選択をしなければならないことを考えさせてくれます。どちらにせよ、困窮してしまう人がいないような方法を探す必要があります。着眼点の良い作文だと思います。