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まずは、物理(交流回路)の解答と解説。
先週の解答
<問題>
図の交流ブリッジ回路において、固定抵抗の抵抗値をR、コイルの自己インダクタンスをL、コンデンサーの電気容量をC、外部電源の起電力をV0sinωtとする。可変抵抗rの値を変えて行くと、rがある値で検流計Gに電流が流れなくなる。 (1)このとき、固定抵抗に流れる電流の実効値を、V0、R、L、ωを用いて答えよ。 (2)このとき、コンデンサー流れる電流の実効値を、V0、r、C、ωを用いて答えよ。 (3)このとき、rの値をR、C、Lを用いて答えよ。 (4)このとき、回路全体のインピーダンスをR、C、L、ωを用いて答えよ。 |
<ヒント>
(1)電源→R→L→電源の閉回路において、回路の方程式を立てて、I=I0sin(ωt+α)とでも置けばよい。
(2)(1)と同様に、電源→C→r→電源の閉回路におて、回路の方程式を立てる。
(3)(1)と(2)の結果と閉回路R→G→C→Rの回路の方程式を考えてみて。
(4)(3)までのことから、全電流を求めれば、インピーダンス(抵抗に相当する)は導けるね。
解答
この問題が解ければ、交流回路(RLC回路)は、ほぼ完璧と言って良いでしょう♪
では、化学です。問題をどうぞ!!
今週の問題
<問題>
原子量をC=12、H=1、O=16、Na=23、Cl=37.5として、以下の問いに答えよ。 (1)ショ糖C12H22O11 17.1gを水1kgに溶解すると、沸点は純水より0.026℃高くなる。このことから、水のモル沸点上昇を求めよ。 (2)水の沸点を0.052℃高くするには、100gの水にブドウ糖C6H12O6を何g溶かせばよいか、(1)の結果を用いて答えよ。 (3)水のモル凝固点降下は1.86である。水の10.0gに塩化ナトリウム0.410g溶かした溶液の凝固点は純水よりも2.35℃低くなる。このことから、この溶液の塩化ナトリウムの電離度を求めよ。 |
<ヒント>
⊿T=kmの式に当て嵌めれば良いよ。但し、電離する場合は注意ね。
以下を参照
https://total-academy.net/article/?p=2053
それでは、頑張って下さいね。
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