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まずは、先週の数学(軌跡)の解答。ここ2回の数学の問題は、難問で、手が出ないと言うよりは、気を付けなくてはならないことが多かったね。分母の零とか実数とか、細かいことまで気を配らないと、正解まで辿り着けないから、気を抜かないで下さいね。気を抜くと、大きな失敗をしてしまうなんて、何回も経験してるけど、治らないよね。僕も、未だにやってしまってます。この間、車の運転中、縁石の存在に気が付かず車の左間を擦ってしまった。「縁石があるかもしれない!」って考えれば、そんなことなかったとは思う。やっぱり、しっかりやるときは、気を抜いてはいけないよね。でも、リラックスしてるときは、思い切り気を抜いてくださいね♪
先週の問題 数学(軌跡)
<問題>
実数a,bがa2+b2+2a+2b+1=0を満たすとき、点(a+b,ab)は、どのような曲線を描くか。 図示せよ。 |
<ヒント>
①a+b=x,ab=yとおいて、与式をx,yで表す。
②①をyについて解く。これで、出来上がりじゃないから気を付けてね。
③a,bが実数ということは、点(a+b,ab)の存在範囲を考えなくてはいけない。
④③では、文字は何でも良いけど、2次方程式t2-xt+y=0の解が実数解a,bとなることを考えて下さい。
<解答>
上でも書いたけど、実数と言うことに気を付けることですね。あと、2次方程式の解と係数の関係だよね♪では、今回は、物理。
今週の問題 物理(音波)
<問題>
線密度σ[kg/m]の一様な金属線があり、図のように、左端はAに固定し、右端はBを支えにして、質量m[kg]をおもりCにつなぐ。最初は、おもりは最下点(Θ=0)で静止している(図のⅠの状態)。距離は、AB=l[m]、BC=R[m]、重力加速度をg[m/s2]とする。 (1)金属線のABの部分を弾いたら、基本振動が起こった。この基本振動数f0をm,g,l,σを用いて表せ。 おもりCに対して力積を加え、鉛直面内で振り子のように振動させた(図のⅡの状態)。このとき金属線BCの振れ角をΘとすると、最大振れ角はΘ0であった。(0<Θ0<π/2) (2)金属線の張力をSを、m,g,Θ,Θ0を用いて表せ。 (3)弦ABの基本振動数fを、f0,Θ,Θ0を用いて表せ。 (4)おもりが振れている間、振動数は2オクターブの間で変化した。このときのcosΘ0の値を求めよ。但し、1オクターブ音が上がるたびに振動数は2倍になる。 |
ヒント
(1)線密度σ、張力Sの弦を伝わる波の伝播速度の公式を使おう。
因みに、AもBも固定端なので、定常波の節になりますよ。
(2)円運動の運動方程式(向心成分)とエネルギー保存則で攻めよう。
(3)(1)と同様。
(4)fの最大値と最小値を求めて、その比が2×2=4倍であること利用。
それほど、難しくはないと思う。この前の物理の波動の問題は、難しかったけどね。頑張って♪
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