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加法定理と2倍角の公式と半角の公式
正直、加法定理の公式は、導き出せなくても、まず問題はない。それを知っているという前提で出題されることがほとんどだから。逆に言うと、当然、覚えておいてもらわないと困るものです。でも、導き方を知ってた方が良いですよ。そんなわけで、まずは、加法定理の導出。手書きの方法以外にも、余弦定理を使う方法、ベクトルを使う方法等があります。
手書きの説明
2倍角の公式も覚えてしまった方が良いです。忘れてしまっても、加法定理からすぐ導けるから、忘れたら、その都度、導いてくださいね。半角の公式は、正直言って、文系なら、あまり使うことはないと思うので、覚えなくても良いと思います。必要なら、2倍角の公式から導けば良いだけですから!でも、理系は、数学Ⅲで、使いまくります。三角関数の積分では、これを知らないとお手上げ状態になります。あと、3倍角の公式は、別に知らなくても大丈夫ですが、良い計算練習になるので、一度は導いて下さい。
次回は、引き続き、数学「三角関数(和⇄積の交換公式・三角関数の合成)」を説明します。
加法定理の応用として、2倍角・半角の公式を説明しましたが、和積の交換公式・三角関数の合成も大切です。物理の波動を理解する上でも、交流回路を理解する上でも、三角関数は絶対に外せません。三角関数が理解できないと、理系の道は断たれます。又、文系だから出来なくても良いとは考えないで下さいね。数学が出来る文系は、選択肢も広がりますし、理系と比較して難易度の低い問題が主題されることが多いので、高得点を狙い易いです。数学Ⅱ・Bが出来る出来ないで、受験校の選択肢が驚くほど、天と地ほど違うと言っても、過言ではありません。
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