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まずは、先週の物理(力学)の問題。物理は、カリカリと一生懸命、計算をして下さいね。計算することで、理解が深まりますよ。大変だけど、頑張って♪
先週の問題 物理⑨(力学)
<問題>
<ヒント>
(1)運動量保存則とエネルギー保存則の式を立てよう。
(2)小球がAB間にあるときの運動方程式を立てて、小球と台の加速度を求めて、そこから速度、変位を求めるのもひとつの手だけど、小球と台を合わせてひとつの系と見ると、水平線に働く外力は存在しないので、運動量は保たれるわけです。だから、運動量保存則から、小球と台の速度の比を求めて、そこから変位の比を求め、相対変位がLであることを利用すれば良いです。
(3)小球がB点から床に落下するのに要する時間を求めて、その間、小球も台も等速直線運動しているので、相対変位を求めれば良いです。
(4)これは、(3)のおまけです。
<解答>
(2)は、実は難しい。運動方程式から導いてもOKだけど、運動量保存則を利用した方が、簡単に処理できる。解答の(1)の冒頭で書いたことを述べておかないといけないよ。それでは、今週は化学の問題。有機化学の問題をやってみよう。
今週の問題 化学(有機化学(異性体))
<問題>
分子式がC3H6O2である有機化合物について、以下の問いに答えよ。但し、炭素-炭素間二重結合に直接、酸素原子は結合しない。又、環状構造を持たないものとする。 (1)異性体の構造式を全て書け。 (2)(1)の中で、水酸化ナトリウムと中和するものの中和反応の化学反応式を全て書け。 (3)(1)の中で、水酸化ナトリウムで加水分解するものの加水分解の化学反応式を全て書け。 |
<ヒント>
異性体を考えて行くわけですが、炭素と水素の数から二重結合がひとつであることがわかりますね。炭素ー炭素間の二重結合も持つ場合と、炭素ー酸素間の二重結合を持つ場合と、分けて考えましょう。アルケンの置換体、アルコール、アルデヒド、ケトン、カルボン酸、エステルを考えましょう。この中で水酸化ナトリウムと中和するのはカルボン酸です。そして、加水分解するのはエステルです。(1)が出来れば、(2)と(3)はおまけです。
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