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大学入試難問(物理解答&化学編①中和滴定)

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 数学やって、物理やって、化学やって、英語やって、国語やって、地理やって、受験生は大変だけど、頑張って下さい。とりあえず、前回の物理の解説&解答から。

<問題>

図のように、摩擦のない水平な床に、質量Mの台とその上に質量mの小物体を置く。台の斜面は床とΘの角度をなしている。又、台と小物体の間に摩擦は生じないとする。最初、小物体は台の一番上にある。又、図の水平方向を右向きを正としてx方向、鉛直方向を上向きを正としてy方向と定める。重力加速度をg、台の水平方向の加速度をA、小物体の水平方向の加速度をax、鉛直方向の加速度をay、小物体と台の間に働く垂直抗力をN1、台と床の間に働く垂直抗力をN2とする。(3)以降では、小物体が台上を滑り落ちた長さをlとする。答えは、m、M、g、Θ、lを用いて表せ。


(1)台にx方向負の向きに力Fを加えて、小物体が台から滑り落ちないようにする。小物体、台のそれぞれの運動方程式を立てろ。又、束縛条件を求めよ。

(2)(1)のとき、Fの大きさを求めよ。

(3)F=0のとき、小物体は台を滑り落ちる。このときの運動方程式を立てろ。又、束縛条件を求めよ。

(4)(3)のとき、N1、N2を求めよ。

(5)(3)のとき小物体と台の床に対するx方向の変位をそれぞれ求めよ。

<解答・解説>


 物理、特に力学は、自分で図を描いて、働く力を書き込む訓練をすること!
そして、その図に沿って、運動方程式を立てる。これさえ出来れば、あとは、ほぼ計算力勝負!!計算力は、物理の問題解くことで鍛えられますよ♪これは、僕の実体験です。

 次回は、化学を行きます。中和滴定です。

<問題>

 不純物が混入した硝酸アンモニウム(A)を1.0gを溶かして500mlの溶液(B)とした。B液20mlに十分な量の水酸化ナトリウムを加えて加熱し、発生したアンモニアをすべて0.05mol/lの硫酸溶液10mlに吸収させた。アンモニア吸収後の硫酸溶液を0.05mol/lの水酸化ナトリウム水溶液で滴定したところ、15mlで、ちょうど中和した。硫酸アンモニウム(A)の純度(%)を求めよ。但し、Aの不純物からはアンモニア以外の気体は発生しない。


ヒント:中和滴定は水素イオンのモル数=水酸化物イオンのモル数という式を立てると良いですよ。
 公式だけの暗記だと、こういう問題はちょっと無理。

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