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大学入試難問(物理解答&化学38(溶液))

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 まずは、前回の物理(電界と電位)の解説から!

前回の問題 物理(電界と電位)

<問題>

 長さlの糸の一端を固定し、他端に電荷eをもつ質量mの小球をつけた振子がある。これに強さEの一様な電界を水平にかける。重力加速度をgとして、以下の問いに答えよ。

(1)つりあいの状態における振子の糸と鉛直方向となす角をθとする。このとき、tanθを求めよ。

(2)糸を含む鉛直面内で振子を振動させたときの周期を求めよ。

<ヒント>

(1)まずはつりあいの状態の図を描きましょう。

(2)(1)の力によって振子は振動するので、それを新たな重力と考えればよいです。

<解答>


(2)は(1)の力を新たな重力とした単振子として見るとよいです。水平となす角度θのときが振動の中心となります。そうすれば近似を使って周期を求めることができます。

今週の問題 化学(溶液)

<問題>

(1)1.17gのNaClを水100gに溶かすと凝固点は純粋と比較すると0.74K下がる。水溶液中のNaClは完全に電離しているものとして、水のモル凝固点降下を求めよ。ただし、Na=23、Cl=35.5とする。

(2)硝酸トリウムTh(NO3)4を水に溶かして0.019mol/kgの水溶液にした。この水溶液の凝固点降下を測定したところ0.1406Kであった」。(1)の結果を利用して、硝酸トリウムの電離度を求めよ。

<ヒント>

(1)凝固点降下の問題です。溶質も質量モル濃度はイオンと溶質の総モル数で考えましょう。

(2)電離度をαとでもおいて、総質量モル濃度を求めましょう。そして(1)の結果と合わせて凝固点降下の公式に代入です。


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