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熱力学③(内部エネルギーと仕事、モル比熱)

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内部エネルギーと仕事、モル比熱(定積モル比熱・定圧モル比熱)

 ここでは、理想気体のみを扱いますね。まずは、「内部エネルギー=全分子の運動エネルギーの和+位置エネルギーの和」つまり、系全体の持っている全エネルギーで、これは、温度の関数だと言うこと。そして、温度はエネルギーの指標(目安)であると言うことを何となくで良いから、理解しておいて下さい。

 モル比熱は、1molの物質を温度を1K上昇させるのに必要な熱量だけど、気体の場合は、定積モル比熱と定圧モル比熱が定義されているので、その導き出し方とマイヤーの関係は、覚えておくと良いでしょう。断熱変化での関係式は、数学Ⅲを受験科目にしている人以外は、導くことが出来なくても問題ありませんよ。この式を使わせる問題は、そんなに出題されませんしね。

手書きの説明



 気体の定積変化、定圧変化、定温変化、断熱変化、この4つの変化は、熱力学の第一法則と、理想気体の状態方程式(ボイル・シャルルの法則でもOK)を使えば、丸暗記しなくても大丈夫ですよ。

次回は、化学、熱化学方程式です。

 次回は、化学です。熱化学方程式です。まあ、ヘスの法則がどんな法則か分かれば、問題ありません。

 

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